2008年01月13日

ケニアの新聞

ed771137._AA240_ 伊藤忠会長の丹羽宇一郎氏の著書を読んでいる・・・

 行きたい国のひとつにケニアがある。ケニアに新婚旅行に行った方の話では気球に乗って空をお散歩したあと地上に降りたところにテーブルとビュッフェスタイルの朝食が用意されていてシャンパンが飲み放題とか。

 またかなり古い話になりますが、新幹線にまだ食堂車があった時代、新横浜から名古屋へ行くために列に並んでいると商社時代の隣の部の次長さんとばったり。座席に座るとすぐにその次長さんが私の席に来て食堂車へ誘ってくださいました。

 彼は若い頃ケニアに駐在していた話を名古屋までずーっとしてくれて、キリマンジャロがいかに美しいか山ににかかる雲が晴れていくのを眺めながらホテルで過ごすといいとすすめてくれました。私はうっとり聞き入っていたとおもいます。

 あれからもう20年以上経っています、そのケニアに丹羽宇一郎さんの本の中で触れてありました。

 ナイロビの新聞がいかにインターナショナルな記事を出しているか!!ひとつの新聞の中にアメリカ、イギリス・フランスなど欧州、アジアそれぞれのページがあって2ページくらいはアメリカのページ、アジアのページなら記事は全部アジアの記事。日本の記事もその中にあるそうです。日本の金利のこととか経済成長がどれくらいかとか。ケニアにいて世界の動向を新聞から読み取ることができたと丹羽さんは書いています。

 日本の新聞って国内のことがほとんどですよね、丹羽さんはいまだに「大本営発表」だといっています。

 世界がどんどん動いているのに、取り残され感を感じる頃は遅いのでは・・・
ちょうど今年はねずみ年です、機転が利いて干支の一番乗りできたねずみのように感度よく内外の両方に目を向けていきたいものです。

hana_midori at 00:00│Comments(0)TrackBack(0) 日々の日記 

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