2008年11月24日
自分を発揮できた実感
それはカンファレンスだけのせいでもなくモントリオールの街で触れ合う人のせいもあり、総合的に自分はこれでいいんだという思いで参加できた。
フランス語が公用語でありながらほとんどの人が英語も普通にしゃべれてこちらが英語で受け答えするとすぐチェンジしてくれる。しかもつたない英語を一生懸命聞いてくれて何を言いたいか察してくれる。
帰路トランジットも入れて18時間の間で読んだ、福岡伸一さんの「できそこないの男たち」の冒頭に書いてあった面白いエピソードと似た経験をした気がしている。
そのエピソードとは世界中から多数の研究者が集まるある大規模な国際学会でのこと。基調講演を行うスイスの重鎮学者が壇上に上がり開口一番言ったことが「科学の世界の公用語は皆さん英語であると当然のようにお考えになっていると思いますが実は違います」彼はドイツ系スイス人、その英語は強いドイツなまり、お世辞にも流暢な英語といえないものだった。そして彼はこう続けた「科学の世界の公用語はへたな英語(プアイングリッシュ)です、どうかこの期間中あらゆる人が進んで議論に参加されることを望みます。」
会場からは大きな笑いと拍手が沸き起こった、そして福岡氏はこの学会でのどのセッションでもアジアから来た非英語民の活発な発言が目立った。と記している。
まさにこのとおりの経験をすることが出来たと感じている。私のプアイングリッシュを日ごろ自分の意見がなかなか言えない人に置き換えたらどうだろうか・・
何を言っても大丈夫という「場」作りを聞く側がしてくれたら話始める人がたくさんいると思う、そんなことが確信できた私のプアイングリッシュ体験であった。


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