コーチングスクール【VCS】

2013年04月30日

その涙の理由(わけ)〜自分とつながる直前の兆し

 10年前の経営塾卒業直前の夏、自分の人生のビジョンを引き出してもらった時に流した涙のことを今5期生のビジョンを引き出しながら思い出しました。

 「私はどうしたいんだろう」問いを繰り返す何度も何度も、するといきなり「私は自信がなかったんだ」という答えがこみあげてきて同時に涙があふれ出ました。

 顕在意識では自信はあると思っていたし、自信があるようにふるまうこともできてきた私、本当は自信がなかったその自分を認めて目の前に対峙してくれているメンター役の先輩の前で「私自信がなかったんです」と伝えました。

 「そうだろ、素直になったね」と言われた直後、もっと深いところから答えがやってきました。「ビジョンです、ビジョンを引き出したいです!」思いもかけない「ビジョン」というキーワードでした。その答えは今でもぶれることなく私の人生ビジョンでありコーチとしてのビジョンでもありビジョクリの理念でもあります。

 涙は生ビールの泡のようなものかもしれません。泡の下にはおいしい黄金色の液体が待っています。その極上の液体こそ自分のビジョンです、ただ泡を飲み干さないと到達できない。

 涙のわけは辛いとか悲しいとか悔しいとか一言で説明できないだけでなく涙の後にくるほんとの答えの前触れでもある気がしています。

 あの夏の瞬間を私は一生忘れません、その瞬間がたからものです。
 
 

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2013年04月26日

合宿〜脱皮の一歩

 20・21日はビジョクリ5期生の卒業へ向けての合宿でした。名古屋市内の畳のある宿泊施設に泊まって10人がひとり30分自伝を要約して語っていきます。

 そのあとみんなで感想や質問を投げかけて深掘りし、本人は自分のことなのであたりまえにスルーしている問題や課題をはっきりさせていきます。

 その問題や課題が卒論のテーマになっていきます。一番向き合いたくなかったことや意識的にせよ無意識にせよ避けて通ってきたことの向こうには素晴らしいビジョンが広がっているからです。

 さらに、卒業までの一か月そのテーマを実際にクリアする行動も促していきます。

ただの考察、ただの論文では終わらないのは行動促進のサポートであるコーチングを基盤にしたクラスだからです。

 20日の13時に集合し翌日21日の10時解散まで3時間の睡眠はあったにしても21時間耐久セッションを乗り越え確実に一皮むけた10名でした。
 
 まだまだ剥けるよ!美しい蝶になるまでの脱皮のストーリーです。

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2013年03月03日

なかなか到達できないから価値がある

 なかなか到達できないから価値がある。

 ビジョクリの初めての卒業旅行でマウイに行った2008年、1期生の全員がマウイ初上陸、必死に休みをねん出して行った3泊5日だった。

 ひょいっと行けてしまうとこじゃないから意味がある。

 ビジョンにもなかなか到達できないから価値がある。何を大切にして生きていくかの答えは忘れてしまった遠く深いとこに潜んでいる、でも目を凝らしてみれば生春巻きの中身が見えるように透けて見えてくる。

 そしてどこへ向かっていくのかは今の自分が想像できる範囲のもっともっともっと遠くへ行ける。

 ビジョクリ5期生がこれからの二か月半でみつける自分のビジョンはすぐに見つからないから価値がある。

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2013年01月29日

ビジョンクリエイト卒業生の成長

 ビジョンクリエイト4期生のゆきちゃんと彼女のお知り合いKさんとお茶をする機会がありました。

 ゆきちゃんとKさんも最近知り合ったそうでビジョクリの話題になりました。私が1年かけて10名のメンバーで自分の人生ビジョンを見つけていくんですよ。と説明するとKさんがすかさず「それでどんなビジョンがみつかったんですか?」とゆきちゃんに聞きました。

 ゆきちゃんは4期生の最年少29歳です。モデルにしか見えない容姿なので性格も派手なのかと思われがちですがいつもニコニコしてどちらかというと聞き役に回っていてほんとうに聞き上手です。私は内心ゆきちゃんが自分のビジョンをどう説明するのかドキドキし、補足する気満々で隣に座っていました。

 するとゆきちゃんはしっかりした口調で話し始めました。自分の名前は7月生まれなのに雪山が好きだったお父さんが思いを込めてつけてくれたこと、今は亡きお父さんの思いを名前に強く感じていること、雪の結晶のようにキラキラと輝き続け周りの人も輝かせたいこと、雪のひとひらは重さがないけれど木々に積もったとき突然枝をも折る力があること・・・を語ったのです。さらに卒論を書いている最中に参加した10キロ犬山マラソンでは雪が降り始めお父さんと一緒にゴールしたことなど・・・

 その内容は自分の存在意義を親への感謝を通じて説明されていて、自分が誰で何を大切にどんな世界を作り出したいのかというビジョンの要素をきちんと説明できていました。

 私はとなりで聞きながらゆきちゃんと4期生の10人とたどった1年の価値をまたかみしめることができて感動していました。

 ビジョンクリエイトを続けてきてよかった、私が力をもらいました。ゆきちゃん、ありがとう。


 

 

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2012年12月15日

ビジョクリ忘年会〜天才たちと過ごすキセキの時間

ee794eae.jpg 8日はビジョクリ合同忘年会でした。2007.7.7にスタートした一期生から今年5月にスタートした5期生までのうち大人30人とビジョクリキッズが6名(小学2.3.4が5名)と高校生が1名総勢36名が集いました。

 新栄のおしゃれなビストロを貸し切り4時間に及ぶ宴は大いに盛り上がりました。中でも1か月前に結成されたコーラス隊(ビジョンズ)の初ステージは大人7名子供4名のメンバーで「聖この夜」と「キセキ(Greeeen)」を4期生のちーちゃん指導のもと振付入りで披露しました。

 会社ではないけれど彼らと組んだらなんでもできると思える才能の結集がビジョクリメンバーです。私はただ与えてもらったトナカイの衣装を着て踊って歌って・・・
何もしなくても事が進んでいきます。

 相互依存のリーダーとは「こうなったらいいな」と思っただけで実現していくと教えってもらったがこんな感じなのかなとちょっと実感できました。

 みんなと出会えた奇跡、共に時を歩んできた軌跡、偶然ちーちゃんが選んだ曲がGreeeenだったことも奇跡、すべてのキセキに感謝!みんなありがとう!!

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2012年11月25日

心の火種につながる問いかけ〜心惹かれる土地や空間

93cb0f97.jpg ビジョクリのプログラムの心の火種につながる問いかけに「心惹かれる土地や空間はどんなところですか?」というのがある。

 土地や場所、空間は自分が居る舞台であり居場所ある。そこを思いだすときいい感情も一緒にでてくるようであれば心の火種かもしれない。

 今日ビジョクリ4期生のゆーほーから私の心惹かれる空間が写真集になったものをいただいた「世界の空港〜Airports」心の火種を共有したもの同士ならではの選択、ありがたいです。

 ロサンゼルス、J.Fケネディ、マッカラン、オヘア、カフルイ、ヒースロー・・・巨大な空港から素朴な空港やらペラペラめくっているだけでわくわくしてくる。

 思えば原点は羽田空港、幼稚園のころからよく親せきの送迎(北海道からの来客が多かった我が家)で羽田に行った。「迎えて受け入れ楽しい時を過ごし旅立ちを見送る」何度も繰り返すうちに私の価値観が生まれた場所。

 乗り継ぎで海外の空港で時間があまってもちっとも苦でない。行き交う人を見てはそれぞれのストーリーを勝手に考えてにやにやしている。

 さて、あなたのこころ惹かれる処はどんな場所ですか?

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2012年11月23日

ビジョンに目覚めていく作者を感じる〜丸木俊展を見て

33f4eda1.jpg 水曜美術館の金子潤子さんに勧められて一宮(ほとんど尾西)三岸節子美術館の丸木俊展へ行ってきました。

 感動しました!旭川の女学校→女子美→通訳官の一家の家庭教師としてモスクワへ→パラオ→結婚→原爆直後夫の故郷広島で被爆者を救う→原爆の図を夫と制作→作品を持って世界を回り被害を伝える、この間に手がけた絵本はまったく別人の絵かと思うほどかわいく想像力溢れる美しい世界。

 モスクワ時代は雇い主のこどもの世話の合間をみてデッサンデッサン、一日一枚必ず書くと決めてデッサンしていたそうです。パラオでの生活を描いたデッサンにはひきつけられました。

 そして時間の経過とともに、各地を渡りゆくほどにビジョンに目覚めていく、ビジョナリーになっていく彼女に心から興味を覚えました。

同じ人の中からここまで違う絵がでてくるのだと不思議ではありますが彼女が見聞きした世界のふり幅の広さを思うと理解できるし貫かれているものはなんだろうと毎日考えています。

 25日までの開催です、あと3日ですがぜひ足を運んでみてください。

写真:絵本「うみのがくたい」

 

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2012年11月18日

こころの火種マップの威力

e1122f99.jpg 最近CMは物語性が増しているとおもいませんか?ソフトバンクはお父さんが犬なので冷静に見れない(犬には思い入れが深すぎて)のだが今日福山雅治出演のガム(キシリッシュ)のCMを見てやっぱり物語だ!と痛感。

 自分の物語が語れるまで、自分発掘ためにもがきにもがく、辛かったことも楽しかったこともすべて意味があるのだと意図すると形が見えてくる。

 16日の金曜日はビジョクリ5期生が「心の火種マップ」を作成した。吉田典生さん(「ビジョンマッピング」より)が生み出したこの言葉を使わせていただいている。心の火種とは自分の中に潜んでいる価値、いくら抑えても、水をかけても消えない種火のようなもの。みんないつ忘れてしまうんだろう・・・

 私はコンプレックスと思っていた「いつも聞き役」という小さいころの環境が今の仕事の核になっている。「聞くことが仕事になる」「聞くことは重要ななことなんだ」と知ったとたん自分の後ろで倒れている人生のドミノがパタパタパタと起き上がってきた感覚になった(逆ドミノ現象と呼んでいる)潜んでいた火種にボッっと火がついた瞬間。

 私これでいいんだ!外側からひっつけてきた自信は内側から湧き上がってきた自信に変わった。

 ビジョクリ卒業生には何人もこの火種マップ作成で人生が変わった人がいる。自分の中から言葉を出すことで自分が俯瞰でき、それを仲間に話すことでさらに気づきが起こる。

 5期生卒業まであと半年、ほんとうの自分とつながればつながるほどやわらかく周りともつながって統合されていく。がんばれ5期生!

写真:おかえり〜おやすみ〜
 

 

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2012年11月10日

才能に活かされている技術

680c72e7.jpg 友人でありビジョクリ3期生でもあるウーマンフッド鍼灸治療院院長の玲子さんと久しぶりにランチ、おいしいイタリアンを予約してくださってたのしいお食事とおしゃべりの時間を過ごしました。

 彼女の強みは起こっている事象の裏にある意図が読み取れること、その才能が施術のあらゆるところで活かされています。

 今まで何度助けられてきたか・・・痛みを取り除くことを絶対あきらめない根気よさ、その探究心は必ず痛みの大元を突き止め切羽詰まった痛みでも治療院を出るときは必ず良くなっているので私の駆け込み寺であります。

 その好奇心探究心が技術をまた深め磨き上げる好循環になっていることは間違いありません。

 自分の技術のそばに才能がある、自分の才能を知りたい人は日頃使っている技術は自分のどんな特質に支えられているか探ってみるといいかもしれません。

池下Le Gioie にて 

 

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2012年04月06日

北島康介選手の名言とビジョンクリエイト

4大会連続出場を決めた北島康介選手、すごいですね。29歳になられたそうです。

アテネの金ときは21歳、その彼が言ったのが「チョー気持ちいい」、25歳の北京では「何もいえねえ」、そして今週ロンドン選考レースで「自分でもさすがと思う」の一言。

 北島選手の名言を聞いてみんな何を感じるのだろう。私は、自分の仕事は私が関わる「普通の人」に同じ言葉を言ってもらえるように伴走することのような気がする。

 「チョー気持ちいい」「何もいえねえ」「自分でもさすがと思う」は一見オリンピックへのパスポートを手に入れられるような特別中の特別な人だけの言葉のように思えるが、私は自分のビジョン、自分の目指す北極星のようなもの、を見出した人なら言える言葉だと信じている。

 そのためには自分は誰で何を大切にしているのかを知る必要がある。ビジョンクリエイトクラスでは1年でそれを見出す10名の仲間と共に!

 5期生が5月18日スタートします、残席あと2名となりました。ご興味のある方はぜひお問い合わせくださいね。
 

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2012年03月29日

フィリピン短期留学〜報告2(そもそもどうしてフィリピンへ行ったのか)

 今回のフィリピン留学はビジョクリ2期生のももちゃんに導いてもらっていくことになったのですがそもそも2010年に2期生の卒業旅行でマウイに行ったときから話はつながっています。

 マウイのマリオットホテルでフラショーを見たときももちゃんは天生の社交性を発揮して同じテーブルだったカナダから来たファミリーと話しましたが英語がしゃべれないことで親密になれなかったことが彼女のスイッチをオンにしました。

 19歳で結婚して主婦と子育てに没頭して15年近く過ごしてきたももちゃんが一念発起して2011年フィリピンセブに3ヶ月留学したのです。

 持ち前の社交性はフィリピンでも発揮され現地のお金持ちと親しくなりその方が日本人向けの語学留学学校を作るから手伝って欲しいといわれ今日の流れに。

 ももちゃんを見ているといい遺伝子のスイッチがどんどんオンになる、パチッという音まで聞こえそうな気がします。

 そもそもももちゃんは私のお世話になった方のお嬢さん、お父さんSさんはが商工会議所上前津支部のコーチング講座の常連さんでした。私がコーチになってまだ3〜4年目のことです、Sさんはコーチングと私のことを高く評価してくださっていろんな方に「みどり先生のファンになっちゃって」と言ってコーチングを宣伝してくださいました。そのことでどんなに自信をもらったかわかりません。

 残念なことにSさんはもうこの世にはいません、でもももちゃんとの縁を作ってくれて、また今回はおかあさん(sさんの奥様)も一緒に留学して生活をともにしすっかり家族のような感覚になってます。Sさん、ありがとう!

 こうしてご縁がどんどんつながって、そのつながりの中で人がどんどん良くなっていくのをみるのが私の喜びです。

 

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2011年12月30日

ビジョンとは光です

e7692e25.jpg 今年ほど暗闇にいると感じた人が多かった一年はないかもしれない。

 10月に東京の友人宅に泊めてもらった翌日、西武池袋線にのり池袋へ向かいました。乗ったとたんおなかが痛くなって次の停車駅で下車、数分後ホームにもどると人身事故があって前の電車が途中で止まっているとアナウンス。

 あのままがまんして降りなかったら・・・と思うと冷や汗、よかった。次の瞬間名古屋では車ばかりなので遭遇しない人身事故を身近に感じた瞬間。

 もともと真っ暗闇からやってきた私たち、この地球という旅先にいま滞在している。数日の滞在の人もいれば多くの人は長くても80〜100年、ここにずーっととどまることは誰もできない。やがてまた真っ暗闇の世界へもどっていく。

 真っ暗闇と真っ暗闇の間の明るいはずの場所を、暗闇に感じる人を一人でも減らしたい、そんな思いが募っている。

 自分は誰で(何のために)、何を大切に、どこへ向かっていくのか、この要素がわかるということは暗闇に光がさしてくるようなこと。光は向こうからこっちへおいでよと手招きしてくれる。

 ビジョンとは光なのだと今感じている。クリスマスミサで教会に行ったとき考えたこと、4歳の幼稚園から12歳まで日曜学校へ通っていた。週一回自分をリセットすることをそのころからやっていたのだと思うと面白いな感じるとともにその教会で私は光がこっちだよと呼んでくれるのを知ったのかもしれない。

 メーテルリンク青い鳥の「光の精」は特別な誰かではなく隣の女の子、誰でも光の精になって周りの人を照らし照らされる間柄になれる。

そんな思いをこめて2012年はビジョンクリエイトを進化させていきたい。





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2011年11月29日

ビジョンクリエイトの原点〜人生ゲーム

 母の名前でお歳暮が届きました。北海道の親戚Kさんからです。毎年母が礼状を出していたのですが今年は私がお礼の電話をしました。

 40年以上前、Kさんがまだ20代の頃北海道から我が家に遊びに来てくれたとき一緒に2泊くらいの旅行に行きました。そのとき父が刺身の船盛をご馳走したらしくそのときのことをとってもいい思い出だと言ってくださいました。

 こちらこそ私たちとの思い出を40年も大切に思ってくれてありがたく、電話でそのことを伝えられたときはじーんと温かくなりました。

 そして「そういえばあの時みどりちゃんと人生ゲームやったのを最近孫が人生ゲームに凝っていてそれで思い出したわ」というのです。

 「人生ゲーム!」そういえばやってました、それも泊まりにくる親戚の人を捕まえては家族にもつきあってもらってしつこく何度もやってました!

 私は地図が好きで、お客様に駅までの地図を描いてあげたりもしてました。人生ゲームもわたしの中では地図のカテゴリーだったかもしれません。未来地図→ビジョンマップ→ビジョンクリエイト!

 人生ゲームはビジョンクリエイトの原点のひとつだと思えてきました。一緒に仲間と人生を創造していく、しかも面白がって♪

 40年前両親がKさんを歓迎してくれたことで今日の電話につながってます、両親が与えてくれた環境に導かれていると感じました。

 Kさんが送ってくれた生ハムやソーセージは母の好物です。年末年始外泊できるといいな〜

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2011年10月02日

ビジョンクリエイターのその後

 今日はビジョンクリエイト1期生のお二人からうれしい報告がありました。1期生は2007.7.7にスタート、1年間11人で学びました。

昼前の電話はKちゃん、50歳代の男性です。長野のロードレースを完走したという報告の声はまだ息も荒く興奮冷めやらずといった感じでした。

 ビジョクリ以前は運動とは無縁だった彼が卒業後歩き始め、岐阜から我が家まで歩いてくるほどになり、その後ランナーへ。

 自分と向き合うことをしなかった50年を取り戻すように歩き走っています。その結果仕事でも大きな進化を遂げました。

夜はMちゃんが第二子を出産したという報告を受けました。孫が生まれた報告のようにうれしいです!Mちゃんの卒論を今引っ張り出して呼んでいます。

 「ワークライフハーモニー〜ハーモニーのある世界をめざして〜」というタイトルの卒論の着眼点は今話題のワークライフバランスをさらに進化させた相互依存の段階の考え方ですばらしいものです。

 ライフワークバランスが自立の段階だとすればMちゃんのライフワークハーモニーは周りを巻き込みお互いのよさを引き出し合いながら幸せの循環が広がっていく、そんなビジョンを自ら創り上げてくれているMちゃんです。

 ビジョンクリエイターが自分のビジョンを生きているその報告を受けることが私の最高の喜びです。

 今日は最高の一日でした、Kちゃん、Mちゃんおめでとう、ありがとう。

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2011年07月09日

再編集された過去〜ビジョンクリエイト

78dba47a.jpg ビジョンクリエイト3期生のおひとりとランチをしました。3期生は去年の2月卒業なので卒業して1年半経ったわけです。

 近況を話しながらも当時の話になり、ビジョクリに入る時点でいろんなことが大きく動く予感があったとそうです。

 自分の過去を今まで見たこともないくらい凝視するので忘れていたこと、おいてきたことにいろいろ気が付くのですが、彼女は家族が置いてきたものまで根底から動かす結果となったのです。

 そして大きく動くときは怖くて何かにどこかにつかまっていたかった、だからひとりじゃなくてみんなが必要だったというのです。

 なるほど、何かが動くときは自分は揺れ、揺さぶられ、バランスを崩します。でもそこに同期のみんながいたことでつかまることができたのです。

 家族全員が置いてきた過去を再編集した彼女はビジョクリ卒業後どんどん軽やかになっています、自然体になっています。

 卒業後がスタートなんですね、一生その変化を見せてもらえるありがたい仕事に今日も感謝。仕事=人生です。
 
写真:北海道の親戚から届いたシシャモに興味津々なハナ

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2011年04月24日

マウイ写真鑑賞会

8d8dad16.jpg マウイツアーコンダクターのアロハミーカさんがマウイから帰国したので3月に実施したビジョクリ卒業記念旅行(3・4期合同)の写真鑑賞会を我が家でやりました。

 3期のNっちとMりんが一眼レフで激写した精度の高い写真が見られるのが楽しみで集まったみんなの期待をはるかに超え、Nっちが二人の写真を音楽入りのDVD(15分)仕上げてくれてサプライズな鑑賞会となりました。

 カメラマンふたりのセンスに編集力の高さ、ジェイクシマブクロの音楽もぴったりで参加者全員う〜〜〜〜〜〜っとり。楽しかった旅の空気を再度味わうことができて
幸せな夜でした。

 

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2011年04月13日

HAIKUという町

70bd89ad.jpg ビジョンクリエイト卒業生が日本に発ったあと残った私はマウイコンダクターのミークン(2期生)となんだかほっとしてゆ〜っくりしました。子ども含む家族連れのメンバーが無事帰国の途についてくれてほっとしたのでした。

 マウイ在住で彼の家の離れにお世話になっているトーマスが気になっていたけれどマウイに住んで14年も経つのに一回も立ち寄ったことがないというSACRED GARDENという素敵な場所に連れてってくれました。http://www.evehogan.com/

 そのあとHAIKUという田舎(失礼)町のおしゃれなレストランでオパカパカという白身魚のバーガーをいただきました。味は洗練されていて、店内も素敵な雰囲気、集っているお客様もセンスのいい若者が多く、都会志向の日本との違いを感じました。

 自然を享受しながらここでちゃんと自分の生活を成り立たせているマウイの若者たち、考えさせられました。

 このレストラン、コリンズ(名前を忘れないようにフィル・コリンズで覚えました、お酒好きならトムコリンズでもいいね)のパイやパンもおいしく、レモンパイとマフィンを買いもとめその日の夜食にしました。



 

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2011年04月08日

一緒に笑って歳とっていこう

476ae307.jpg ビジョンクリエイト4期生のおひとりが今日42歳になった。おめでとう!!

 メールを送ると彼女からこんな返信がきた「自分を認めてなかった私は歳を重ねるのが恐ろしかった、1年前も誕生日にクラスがあって感激して1年たった今日42歳になるのが嬉しい。」そして今年は今まででいちばんいい一年になりそうと思えるという。 

 ほんとうの自分とつながるまで自分と向き合うのは痛みを伴う、でもその痛みのあとには想像を超えた世界が待っている。

 ビジョンは自分の中にある、自分が誰かがわかれば歳をとるのは怖くない、私も去年の顔より今年の顔のほうが好き。

 一緒に笑って歳とっていこうね!!

写真:マウイ・ワイレアのレストラン、モンキーポットの入り口。店内のインテリアも料理もおしゃれ

 



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2011年04月06日

ウラレナ〜マウイの歴史ミュージカル

89a3ef6d.jpg 3月に10日間滞在していたマウイで『ウラレナ』という歴史ミュージカルを見ました。

マウイでは夜明けに不思議な風が立ちます。幻想と現実の両世界の話をささやきながら吹く風 、昼と夜、時間と次元の間を吹き抜ける風・・・。それは希望に満ちた洗われるように清らかな風です。その昔、ハワイの人はそれを“ウラレナ”と名付けました。

マウイに火山や雄大な海、原生雨林らと共存する自然界の精霊にまつわる神話があるように わたしたちには日本の神話があります。わたしたちを守っている自然の神々・・・

 ウラレナのパンフレットの副題は『A STORY OF HAWAII'S PEOPLE」となっています。

今こそその神様たちの起こす風の声を聴く感性が必要な気がしています。私たちがこれから創りだす現実が、100年後200年後神話としてどんなお話が歴史ミュージカルになるのか・・・

 大自然の一部である謙虚な気持ちを取り戻しほんとうに日本があるべきかたちへ向かって行きたいと思います。それがどんなかたちなのか・・・わからないけれどひとりでも多くの人と対話を重ねていくことでそのかたちにたどり着ける気が、いましています。

ウラレナの最後に新しい時代の始まりを告げるかのように蝶が現れました。
蝶は変容の象徴です。グリーンコーチのロゴが蝶であることを必然と感じ聴くちから磨いていきたいと思っています、大自然の声を。

写真:ドライブしていたら突然現れたやぎの一家、マウイ在住14年の友人も初めてだといってました。


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2011年03月03日

卒業発表会まであと2日

 あっという間に4期生の卒業発表会が二日後に迫っている。1月22・23日の卒論合宿から1ヶ月ちょっとしかたっていないとは思えないほどこの40日は濃密な日々だった。

 卒業生は自分とこれほど向き合ったことは初めてだったかもしれないし、これほど自分の感情や心境を文章に表現することに苦労したこともなかったかもしれない。

 泥の中で咲く蓮の花のように、混沌としたことを受け入れた10名が咲かせた花はどの花も世にひとつ、そして美しい。

 私は彼らと過ごす時間が終わるのが寂しくてちょっと抵抗している。卒論の真っ只中に打撲した右手の痛みが直らないのはそのせいかもしれない・・・

 5日、10分の自分のビジョンの発表にこころを込める。全員がそれぞれの生まれてきた意味を知った彼らの発表は力強くすがすがしい舞台になると確信している。

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